歯ぎしりは自分の歯を壊す行為!?
歯ぎしりは主に就寝中に起こります。歯ぎしりには、ギシギシと上下の歯をすり合わせるグラインディング、カチカチと歯を噛み合わせるタッピング、ぐっと歯を食いしばるクレンチングなどの種類がありますが、これらはブラキシズム(口腔内悪習慣)と呼ばれます。
誰でも歯ぎしりをすることはありますが、睡眠中に行う歯ぎしりは無意識であるがゆえに非常に大きな力がかかっており、毎夜続いている場合は、歯や顎へのダメージが心配されます。
歯ぎしりによる悪影響
歯ぎしりや食いしばりを放置すると、歯や歯茎、顎関節に影響を及ぼし、時には大切な歯を失う原因になることもあり得ます。
歯ぎしりの治療方法
~スプリント療法~
歯ぎしりの原因は明確になっていませんが、ストレスや歯並び・噛み合わせの乱れ、生活習慣などが要因と考えられています。そして、就寝中の歯ぎしりは、肉体的・身体的ストレスを発散しているとも言われています。
歯ぎしりによる悪影響
就寝中の歯ぎしりの対策として、最も広く行われているのがスプリント療法です。就寝中にマウスピースを着用することで、歯ぎしりや食いしばりによって歯や顎にかかる力を軽減します。
スプリント療法用のマウスピースは、歯科医院で作成できます。市販品のマウスピースよりも硬いプラスチック製なので破れにくいのが特長です。 なお、歯ぎしり治療用のマウスピースには健康保険が適応されます。
歯ぎしりは異変のサイン?
お口全体のチェックをしましょう
詰め物や被せ物の高さが合わないことで、噛み合わせが乱れ、歯ぎしりを生じる場合があります。歯ぎしりが続いているならば、詰め物や被せ物の高さは合っているか、歯並びや噛み合わせの問題はないか、一度お口を総合的に診ることが大切です。
こんな症状がある方は、倉敷の歯医者グリーン歯科クリニックへお気軽にご相談ください。
歯ぎしりをすることは誰でもありますが、問題になるのはその強さと頻度です。上手に対策することで、大切な歯を守っていきましょう。