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近年はインプラント治療が一般的となり、抜歯が必要になった時にインプラントを検討する方は増えていますが、治療について詳しく知らない方が多いというのが実情です。インプラント治療をご検討されている方は、ぜひよく知っていただきたいと思います。
もちろん、一口にインプラントと言っても、患者様によって適した治療は異なりますし、すぐに治療が行えないケース、インプラント治療ができないケースもございます。
当院では、「ご自身の場合はどうなのか」を詳しい検査結果をもとに、カウンセリングでご説明させていただきます。インプラント治療をご検討されている方は、ぜひお気軽にご相談ください。
インプラントとは、厳密には体内に埋め込まれる人工物のことを言います。整形外科の骨折治療で用いられる骨を固定するボルトも、インプラントの一つです。
特に、歯科で行われるインプラント治療を「デンタルインプラント」と呼び分けることもありますが、近年は歯科におけるインプラント治療が一般的になってきたため、単に「インプラント」と呼ぶことが多くなっています。
インプラントは、新しい治療法だと思っている方が多いのですが、実は長い歴史を持っています。さまざまな臨床研究を重ね、現在使用されている「チタン」には生体親和性が高いことが発見されました。その後、ヒトへの臨床研究が始まり、急速な進化を遂げました。
このような方にインプラント治療を おすすめします |
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※インプラントが適用とならない場合もあるため、詳しくは担当医へご相談ください。 |
インプラントは、歯を支える顎の骨(歯槽骨)にインプラント(フィクスチャー)を植立し、人工の歯を装着する治療法です。インプラントの噛み心地の良さは、人工歯根の素材「チタン」に理由があります。
インプラントはチタンという金属でできていますが、チタンには骨と結合する性質があり、人工の歯をしっかりと固定してくれます。チタンが骨と強く結合することで、グラついたり、抜けたりすることなく、天然の歯のような噛み心地が得られるのです。
チタンの安全性
チタンは、骨と結合するだけでなく、生体親和性が他の素材に比べて高く、安全性も高いことがわかっています。さびにくく安定していて、金属アレルギーを起こしにくいという特徴もあります。
そのため、歯科診療だけでなく整形外科など、幅広い診療で用いられています。
インプラントには多くのメリットがありますが、デメリットもあります。メリットだけでなく、デメリットを知ったうえで治療法を選択することが大切です。
もちろん、インプラントに限らずブリッジや入れ歯治療にもデメリットがあります。ブリッジは支えとなる健康な歯を削る必要がありますし、入れ歯は咀嚼力の低下・(部分入れ歯の場合)支えとなるバネが目立ってしまうといったデメリットがあります。インプラントだけでなく、選択可能な治療のメリット・デメリットについて把握することが必要でしょう。
インプラントのメリット |
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※インプラントが適用とならない場合もあるため、詳しくは担当医へご相談ください。 |
インプラントのデメリット |
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手術における注意点・リスク
インプラント治療は外科的処置が必要になるため、手術に際してリスクや注意点があります。そのうちのいくつかは、患者様のご協力により予防できます。
インプラント治療を成功させるために、当院も最大限のリスクマネジメントを行いますが、患者様にも以下の注意点をご理解いただいたうえで治療に臨んでいただきたいと思います。ご不明な点などがある場合は、お気軽にご相談ください。
カウンセリングで治療計画についてご説明します
インプラント治療の前には、十分な検査とカウンセリングを行います。
検査により、患者様の骨やお口の中の状態を確認して、安全性の高い治療が可能だと判断した場合にのみ、インプラント治療を進めていきます。また、カウンセリングでは、患者様の治療に対するご要望や抱えているお口の悩みを伺い、患者様にとってよりよい治療方針をご提案します。
当院では、インプラント治療について十分に理解していただき、納得してから治療を始めます。
インプラント治療は手術が必要になります。そのため、詳しい検査を行って口の中や全身の状態を確認し、治療の安全性を高めることが大切です。
また、治療前にはカウンセリングを行い、治療に対する希望やお口の中の悩みなどをお聞きします。治療について詳しくご説明し、患者様が納得してから治療を受けていただくことが必要だと考えています。
インプラント手術には、「1回法」と「2回法」があります。2回法は、名前の通り2回の手術が必要になる術式です。「手術が1回で済むなら、1回法の方が良い」と思う患者様も多いですが、1回法は感染リスクが比較的高いため、適用とならない患者様もいらっしゃいます。ご自身に合った治療法について、カウンセリングでご説明させていただきます。
実際に二回法手術でインプラント治療を受けた方の写真を使って、流れをご説明します
歯を失った部分にドリルで穴を開けて、インプラントを埋入します。
埋入後は歯肉を基に戻して縫合し、3ヶ月~6ヶ月ほど、骨とインプラントが結合するのを待ちます。
※インプラントが結合するまでの期間は、個人差があります。
骨とインプラントが結合しましたら、歯肉を切開して一次手術で埋入したインプラントを露出させ、インプラントと人工歯を連結する「アバットメント」を装着します。
二次手術でも外科的な処置を行いますが、一次手術よりも体にかかる負担はとても少ないです。
二次手術の傷が治りましたら、上部構造(人工歯)の型取りを行います。作製された人工歯をアバットメントに装着して治療完了です。周囲の天然歯と比べても、違いが分からないほどの人工歯が入りました。
その後は、メインテナンス期に入ります。
インプラント治療は、ブリッジや入れ歯といった従来の治療法に比べ、治療期間は長くなります。インプラントと骨が結合するまでに期間を要するためです。
また、虫歯や歯周病がある場合には、インプラント治療を進めることはできません。しっかりとこれらの病気の治療を行ってからインプラント治療を始めますので、治療開始が遅れます。
骨量が不足していて骨再生治療を行う場合も、術式による違いはありますが、通常よりも治療期間は長くなります。
インプラント手術に限ったことではありませんが、インプラントは外科的手術が必要であるため、リスクがあります。リスクを低減し、安全性の高い治療をご提供するために、当院ではコンピュータシミュレーションを行い、治療の確実性の向上に努めています。
また、インプラント治療において、支えとなる顎の骨の状態はとても大切であるため、当院では歯科用CTにより骨の高さや幅、密度などを確認してから治療を行います。骨量が不足している患者様には、骨を増やす治療を行ってからインプラント治療を行います。
インプラント手術の前に専用のソフトウェアを使用し、CTにより得られたデータをもとにコンピュータ上で手術のシミュレーションを行います。専用ソフトを使用することで、手術の精度や安全性の向上につながります。
シミュレーションを行い、どのインプラントを使用するのか、どの位置に埋入するのかといったことを決定します。
顎の骨が不足していると、インプラントを適切な深さや角度に埋入できず、安定が得られなかったり失敗を招いてしまったりする可能性があります。そのため、十分な骨量がなければインプラント治療を断られてしまう場合があるでしょう。
しかし、インプラント埋入に十分な骨量を確保するために、再生治療などにより骨を増やせるようになりました。当院では、GBR法やソケットリフト法などの骨再生技術を用いて、骨量が不足している人にもインプラント治療を行っています。
GBR(骨誘導再生)法
自家骨や骨補填剤をメンブレンという人工の膜で覆い、骨を再生する方法です。
ソケットリフト法
上顎奥歯のインプラント治療で、骨量が不足している場合に行われる術式です。骨移植とインプラント埋入を同時に行えるため、体にかかる負担を軽減できるというメリットがあります。
インプラントは手術が必要になりますから、「痛いのではないか」と思っている患者様が多いかもしれません。歯科治療に対する恐怖や不安が強い方も少なくないと思います。
当院では、痛みに配慮した治療のご提供に努めております他、不安や緊張・恐怖心が強い患者様は、静脈内鎮静法や笑気吸入鎮静法を使用されることで、うとうととした状態で治療を受けていただけます。
インプラント治療が終わったら、それからはインプラントを安定させ、長く使っていくためのメインテナンスが必要になります。
インプラントは人工の歯なので虫歯にはなりませんが、歯周病のような細菌感染は起こります。インプラントの病気を防ぎ、長く安定させるためには、セルフケアだけでなくプロのメインテナンスと定期的な検診が必要になります。
インプラント周囲炎とは、インプラントに起こる歯周病のような病気です。天然歯の歯周病と同様、歯肉に炎症を引き起こし、やがて歯槽骨などの歯周組織を破壊し、最終的には脱落を招いてしまいます。
インプラント周囲炎は、歯周病よりも進行しやすい特徴があるため、気付いた頃にはインプラントを抜かなければならない状態になっているケースも珍しくありません。インプラント周囲炎を効果的に防ぐため、セルフケアだけでなく、歯科医院で行うメインテナンスも必要です。
インプラント治療は保険が適用になりません。そのため、ブリッジや入れ歯治療に比べて費用が高額になります。ご自身の場合はどのくらいの費用がかかるのか、事前に把握しておくことが大切です。
当院では、治療にかかる必要について、カウンセリングで詳しくご説明します。治療内容はもちろん、費用についても納得いただいてから治療を受けていただくことが大切だと考えています。
治療内容 | 価格 | |
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1次手術 | 180,000円 (税込198,000円) | |
2次手術 | 50,000円 (税込55,000円) | |
上部構造 | 130,000円 (税込143,000円) |
インプラント治療は自由診療であるため、費用の負担が大きくなってしまいますが、医療費控除の対象であるため、支払った医療費の一部が還付金として戻ってきます。
インプラントを含む医療費すべての金額が10万円を超える場合(総所得が200万円未満の人は、総所得の5%の金額を超える場合)に、所得控除を受けられるのです。
医療費控除を受けるには、確定申告を行う必要があります。その際に支払った医療費の領収書が必要となりますので、大切に保管しておく必要があります。インプラント費用をローンで支払う方も多いかと思いますが、ローンなどで支払った場合にも医療費控除の対象となります。
トラブルが起こった場合の
再治療の費用は?
何らかのトラブルで、インプラントが抜けてしまったり、人工歯が欠けてしまったりする可能性は否定できません。しかし、インプラントには保証もありますので、安心してお使いいただけるでしょう。
もちろん、保証されるには、適切なメインテナンスを継続している必要がありますので、保証条件をしっかり確認しておく必要があります。
下顎の奥歯に2本のインプラントを埋入した症例です。審美性の高い歯が入りました。
人工歯にはハイブリッドセラミックを使用しています。症例1と同様に、2本のインプラントを埋入した症例です。
前歯が割れてしまって抜歯が必要となり、インプラント治療を行った症例です。前歯は特に審美性が求められますが、天然歯と変わらない見た目の美しい歯が入りました。
平素より当クリニックをご利用頂き、誠にありがとうございます。
診療時間に変更がございますので、下記の通りお知らせいたします。
第1・第2・第4金曜日
午後診療開始時間が14:30~となります。
変更により、ご不便をおかけしますことをお詫び申し上げます。
歯科医師・歯科衛生士の採用情報を掲載しました。詳しくはこちら
いつもグリーン歯科クリニックにご来院いただき、誠にありがとうございます。
下記の期間をお盆休みとさせていただきます。
休診:8/10(土)~8/18(日)
お盆休みに合わせて院内の改修工事を行うため休診が長くなり、大変ご不便をおかけいたしますが、ご理解いただきますよう何卒よろしくお願いいたします。
平素よりご来院いただき、誠にありがとうございます。
5月10日(金)の午後診療につきまして、臨時休診とさせていただきます。
急なお知らせでご不便をおかけいたしますが、ご理解いただきますよう何卒よろしくお願いいたします。
いつもグリーン歯科クリニックにご来院いただき、誠にありがとうございます。 令和6年5月16日(木)より、木曜日も休診となります。 皆さまにはご迷惑をおかけいたしますが、より良い診療をご提供するためであり、どうぞご理解のほどよろしくお願いいたします。 旧 休診日:日曜・祝日 ↓ 新 休診日:木曜・日曜・祝日
平素よりご来院いただきありがとうございます。
5月3日(金)~6日(月)は休診とさせていただきます。
ご不便をお掛けいたしますが、ご理解ご容赦を賜りますようお願い申し上げます。
平素よりご来院いただきありがとうございます。
2月15日(木)の午後診療につきまして、臨時休診とさせていただきます。
ご不便をお掛けいたしますが、ご理解ご容赦を賜りますようお願い申し上げます。
平素よりご来院いただき、ありがとうございます。
2024年5月より、新たに木曜日が休診日に変更となります。
ご不便をおかけいたしますがご了承ください。
2023年12月28日(木)~2024年1月3日(水)を年末年始のお休みとさせていただきます。
新年は1月4日(木)より通常通りの診療を行います。
何卒よろしくお願いいたします。
2023年8月11日(金)~15日(火)は、お盆休みとさせていただきます。ご不便をお掛けいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。
7月20日(木)の午後の診療は臨時休診とさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解とご容赦を賜りますようお願い申し上げます。
患者様各位
当WEB予約ページからの予約が2月7日~9日の期間、サーバープログラムが原因で送信できない状況がございました。
ご利用いただいたお客様には大変ご迷惑おかけした事をお詫び申し上げます。
こども矯正特設サイトを公開しました。
2022年12月29日(木)~2023年1月3日(火)は、
年末年始のお休みとさせていただきます。
なお、12月28日(水)の診療は9時~13時までとなります。
新年は1月4日(水)より、通常通りの診療を行います。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。
院内研修の為、以下の日程を臨時休診とさせていただきます。
10月7日(金) 14:00〜18:00
10月12日(水) 14:00〜18:00
ご迷惑をお掛け致しますが、何卒よろしくお願いいたします。
8月11日(木)〜15日(月)は夏期休診とさせていただきます。
大変ご迷惑をお掛け致しますが、ご理解のほどよろしくお願い致します。8月16日(火)より平常通り診療致します。
以下の日程を臨時休診とさせていただきます。
7月7日(木) 9:00~14:00
7月21日(木) 14:00〜18:00
8月9日(火) 終日休診
ご迷惑をお掛け致しますが、何卒よろしくお願いいたします。
グリーン新聞『就寝中の歯ぎしり』を掲載しました。
4月4日(月) 14:00〜18:00は、臨時休診とさせていただきます。
ご迷惑をお掛け致しますが、何卒よろしくお願いいたします。
2021年12月29日(水)~2022年1月3日(月)は、年末年始のお休みとさせていただきます。
また、12月20日(月)は大掃除のため、診療は9時~13時までとなります。
ご迷惑をお掛け致しますが、何卒よろしくお願いいたします。
グリーン新聞『予防歯科QA編を掲載しました。
グリーン新聞『唾液編』 を掲載しました。
6月21日(月)の午後(14時~)は休診とさせていただきます。
ご迷惑をお掛け致しますが、何卒よろしくお願いいたします。
8月12日~15日は休診とさせていただきます。
ご迷惑をお掛け致しますが、何卒よろしくお願いいたします。
グリーン新聞『受診控え編』 を掲載しました。
グリーン新聞『ホームホワイトニング編』 を掲載しました。
グリーン新聞『矯正治療編』 を掲載しました。
12月21日(月)の午後は休診させていただきます。
ご迷惑をお掛け致しますが、何卒よろしくお願いいたします。
2020年12月29日(火)~2021年1月3日(日)は、年末年始のお休みとさせていただきます。ご迷惑をお掛け致しますが、何卒よろしくお願いいたします。
8月13日(木)~8月16日(日)は夏期休診とさせていただきます。大変ご迷惑をお掛け致しますが、ご理解のほどよろしくお願い致します。8月17日(月)より平常通り診療致します。
2020年8月1日以降に来院された方の次回の予約日のご案内は、メール配信のみとさせて頂きます。ハガキでのご案内は、終了とさせて頂くことになりましたので、何卒お願い申し上げます。
今後、メールでの予約の事前案内をご希望の方は、お早めにメールアドレスのご登録をお願い致します。
現在すでにメールアドレスをご登録済みの方は、再登録の必要はございません。
グリーン新聞『金属アレルギー編』 を掲載しました。
グリーン新聞『メインテナンス編』 を掲載しました。
グリーン新聞『誤嚥性肺炎』 を掲載しました。
12月28日(土)~1月3日(金)まで休診、4日(土)から通常診療とさせていただきます。
8月11日(日)~8月15日(木)まで休診とさせていただきます。
7月18日(木)の午後は休診とさせていただきます。
4月28日(日)~5月6日(月)まで休診とさせていただきます。